【体験談】転職活動中に乳がん精密検査を受けた話

皆さん健康診断はしっかり受けておられますか?

一般健診だけでなく、がんの検査も受けているでしょうか?

この記事では、わたしが体験した乳がんの精密検査についてお伝えします。

結果は、現段階ではがんではなく、経過観察となりましたが、がんについて身近に感じ、将来の多くのリスクについて考えるきっかけとなったので、共有させてもらいたいと思います。

この記事で伝えたいこと
  • 検査を受けたことがない方も、若い時から早めに受けた方がいいということ
  • 無自覚な状態でも腫瘍ができている可能性があること
目次

乳がん検査体験談

乳がん検査のきっかけ

務めていた会社で、毎年健康診断を受けており、30歳から、希望制で以下の検査を受けることができました。

・胃カメラ
・子宮頚部検査
・乳房検査

どの検査も初めてで、不安でしたが、
元々胃が弱く、検査してみたかったので受けることを決意しました。

受ける場合は全部セットとなるため、乳房検査も「嫌だけど受けてみるか」という感じで検査をしたのがきっかけです。

乳がん検査の流れ

乳がん検診には「マンモグラフィ検査」と「超音波(エコー)検査」の2つがあります。

マンモグラフィ検査

乳房専用のX線検査で、2枚の板に乳房を挟んで撮影する検査

超音波(エコー)検査

超音波を発生する器械をあてて、しこりの形や大きさなどを画像で確認する検査

わたしが受診した病院では、基本はマンモグラフィ検査のみで、超音波(エコー)検査はオプションで追加料金支払いで検査可能となっていました。

マンモグラフィ体験談

左右それぞれ、縦から挟まれ、横から挟まれを2回ずつセットで検査されました。
結構な圧で挟まれます。

とにかく痛い!!

これを伝えると受診したくなくなるかもしれませんが、わたしにとってはしんどくて、半泣き・汗だく状態で検査を終えました。

わたしの場合は、看護師さんに一生懸命かき集めてもらってなんとか挟むことができたくらいだったので、特に痛みを感じたのかもしれません…涙

職場の人はそこまででの反応だったので、普通の人はちょっと痛む程度かもしれないです。

その後、診察時に先生から、

先生

マンモグラフィは、30代以下の若い人は乳腺が発達してるので、真っ白に映って、がんが発見しにくいかも知れないです

あんなに辛い思いして、発見できないことがあるの!?

それなら、最初からエコー検査だけさせてよ!って心から思うんですが、それはできず、マンモグラフィは必ずしなきゃ駄目みたいです。(病院によるかもしれないです)
ちなみに、マンモグラフィは、しこりを作らない早期の乳がんの発見に向いているそうなので、受けた方がいいみたいです。

既に疲れ果てており、帰宅したかったのですが、左胸の内側あたりにできもののようなものがあり、少し気になっていたので、せっかくならということで超音波(エコー)検査も受けることにしました。

エコー検査体験談

寝っ転がった状態で、あったかいジェルを塗られ、器械を当てられました。
少しくすぐったいくらいで痛みなどはありません。

明らかに時間をかけて何度も見られていたので、結構不安でした。

結果通知

仕事中、健診を受けた病院から電話がありました。

病院

乳房検査について、左右どちらも要精密検査となったのでお近くの病院で早めに検査を受けてください

結果は、左右両方「線維腺腫、乳腺嚢胞疑い」カテゴリー3でした。

カテゴリー:悪性(がん)の可能性がどの程度かを示す分類。1~5まであり、3は「良性だけど悪性を否定できない」という段階だそうです。

左側はできものがありましたが、右側については全く無自覚な状態で、上記の診断結果だったことに驚きました。

また、ちょうど転職活動の真っ最中でした。面接の日程調整しながら仕事も休まなきゃだし、検査も平日しか受けれないしで、頭の中はとにかくてんぱりました。

でも仮にがんで治療するなら、転職のタイミングも重要になってくるので、早めに近くの病院で検査の予約をしました。

午前に検査、午後から面接というなかなか辛いスケジュールを頑張って乗り越えました…!

一定規模以上の大きい病院では、紹介状無しで外来受診する場合、特別料金として7,000円取られる場合があります。(R4.10~料金引き上げ)

わたしが予約した病院では、健診等で精密検査を指示された場合は、健診結果報告書または精密検査依頼書を持参すればこの特別料金が徴収されなかったので、受診される場合は病院へご確認ください!

大きい病院に行く機会がなかったので、いろんな部分で戸惑いました…

精密検査(針生検)

ちなみに針生検の前に、「うちの病院でのデータがないから」という理由で、もう一度マンモ+エコー検査をさせられました…泣

針生検は、診察室のベッドで横になり、細い針の麻酔を打ってもらったうえで、太い針で組織採取されました。
麻酔は虫歯治療の麻酔くらいのチクッとしたちょっとした痛み。麻酔が効いていたので組織採取の時は痛みは感じませんでした。夜くらいに少しズキズキしてきましたが、我慢できる程度です。
傷跡は、2か月半経過している現段階で、ニキビの跡のような感じでうっすら残っている程度です。

そこから2週間後結果が出て、悪性ではないとのことでしたが、今後、しこりの形が大きくなったり、いびつな形に変化していく可能性もあるため、経過観察となり、5か月後に再度エコー検査をしに行きます。

今回の経験で感じたこと

今回の経験から、がんという病気が身近に感じるようになりました。

体に異変もないし、まだ若いし、他人事!

と思っていましたが、今回で将来のことをイメージして不安に感じました。

もし治療するなら仕事はどうなるだろう…

抗がん剤治療とか大変そうなイメージだけど、治療後も今まで通り仕事を再開できるのかな…

幸い、がん保険に加入していたので、治療費についてはまだ安心できました
がんと診断された時点で100万円受け取れる保険に加入していたので、診断されるなら早いうちにしてくれ!という気持ちで、積極的に検査を受けれたというのもあります。

病院に行くのも面倒だし、検査も怖いし…

と後回しにしていると、知らないところで病気が進行しているかもしれません…

早期発見、早期治療でよくなる病気が多くあります。

皆さんも検査を受けてみようと思うきっかけになれば嬉しく思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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