HSPとは、Highly Sensitive Personの略で、直訳すると「とても繊細な人」という意味です。物事に対して非常に感受性が強く、敏感な気質を持った人のことを言います。
芸能人が公表されてから、認知度が高まった言葉ですが、ご存じでしょうか?
特性としては、大きく4つあります。
- 考え方が複雑で、深く考えてから行動する
- 刺激に敏感で疲れやすい
- 人の感情に影響を受けやすく、共感しやすい
- 音や、光、匂いなどあらゆる感覚が鋭い
わたしは、どこかに診断してもらった訳ではないですが、特徴を見て当てはまる項目が多かったので、自分はHSPなんだなと思っています。
一般的な特徴から、なんとなく、「HSPってめんどくさい」とか「HSPって生きづらい」と考えられがちです。
わたしも、人の表情や発言で、相手がどう思っているか考えすぎたり、たくさんのタスクをこなす時に、いろんなことを考えすぎて頭がこんがらがったり。自分でもめんどくさいなーと思ったことがたくさんあります。
でも、HSPの特徴で自分のこういう所は好きだなーとか、よかったことだなーと思う所もあります。
今回はわたしが思う「HSPでよかったと思うこと」を紹介します。
自分がHSPでめんどくさいと思っている方・生きづらいと思っている方、周りにHSPの人が居てよく理解できない!という方も、確かにこういう所あるかも!と共感しながら、前向きに見てもらえればと思います!
※あくまで個人の見解で、必ずあてはまるものではないのでご注意ください!
- HSPの人で、自分のことをめんどくさいと感じている人
- HSPのいい所を知りたい人
自分がHSPかもと思った理由
考えすぎだよ~!
友達と話していてよく言われるセリフでした。
あの時こう言ったから、こう思われてしまったかもしれない…
今度の休みの日は、やりたいことがいっぱいあるから効率的に回るためにまずこれをしてから、お昼ご飯食べて…
こんな感じで対人関係でも、自分の行動でも、とにかく深く考え、一番正しい行動をしなきゃと常に思っていました。
自分が人より少し考えすぎなのかも?考えすぎて疲れちゃう…とは思っていましたが、治すこともできないし…と思っている中で、芸能人の方がワイドショーで取り上げていて、特徴について調べ始めたことがきっかけです。
当てはまる特徴ばかりで、自分がおかしいのではなくて、一定数こういう特徴の人がいるんだなと思って安心しました。
HSPでよかったこと・自分で好きなところ
そんなHSPの特徴の中で、自分で好きだなと思う部分があります。
空気を読むのが得意
人の表情や発言を読み取ることが癖となっているので、全体の空気を読んで、適した役を立ち回るのは得意な方です。
大人数で会話している時に、自分がわからないことについて話している時も、話の流れから「なんとなくこのことを言っているんだな」というのを理解するのも得意です。
「勘がいい」「鋭い」と言われることも多くて、何か周りでトラブルがあったとかにもすぐ気づけます。
誰と誰が付き合っているとかもすぐ気づくタイプでした。笑
人や物事の変化に気づきやすい
人が髪型を変えたりするとすぐに気づいて、それで1つのコミュニケーションが取れていました。
元気がなかったり、いつもと様子が違う人がいる時もすぐ気がつけるので、大人数で活動する部活動や、仕事で、周りを支える立場として活躍できることが多いです。
心が動かされやすい
好きな音楽を聴いて心が動かされる感覚がよくあります。
フレーズの1部分のメロディー、音の重なりにすごく心地よさを感じたり、涙を流しそうになったり、胸の方でおぉーってなったり。笑
言葉に表すのが難しいのですが、大きく心を動かされやすいというHSPの特徴のひとつかなと思っています。
あとは、季節の変化による空気の匂いの違いに敏感な方で、春のあったかくなってきた匂い、夏の暑い日の夜の匂い、秋の匂い、冬の匂いとそれぞれを感じて、いいなーって思うことが多いです。
この、季節の変わり目の匂いについては、共感してくれる人と、まったく理解してもらえない人がいますが、この心地よさは自分が繊細だから感じられる特権だ!と思っています。
人のことでも自分のことのように想像できる
共感力が高いという特徴からか、人のことでも自分のことのように想像して、感動したりします。
テレビで涙するシーンがあれば、一緒に涙を流しますし、サバイバルオーディション番組系も、夢を目指してひたむきに努力している姿を見て感動し、熱をもって応援します!
一緒に熱くなったり、感動したりできるのは楽しいなーと思えます!
最後に
今回は、わたしが思う、「HSPでよかったと思うこと」を紹介しました。
毎日常にいろんなことを考え続けてしまうHSP/繊細さん。
「考えすぎだよ」と他人に言われると、余計にしんどくなる程、考えることはなかなかやめられません。
考えすぎて疲れちゃったり、うまくいかなかったりすることもありますが、そんな自分だからこそ、好きな部分もあります。
落ち込んでしまう日も、自分が嫌になってしまう日も、そんな自分の好きな部分を見つめなおしてあげてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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